アルファロメオ156は、兄が所有していました。
セレスピードが出る前の5MT車両で、後部座席のパワーウィンドウもありませんでした。2L直4と2.5LV6がありましたが、兄のアルファは2L直4でした。
しかしこの単なる実用車の直4エンジンが本当によく走ります。
当時の日本車のスポーツチューン(と称している)の2Lとは比べ物にないくらい下からトルクが出て、高回転までしっかり回るエンジンでした。
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京商 1/64 アルファロメオ ミニカーコレクション2 156 GTA 赤
それよりなにより、特筆すべきはサスペンションです。
サスペンションが非常に柔らかく、そしてストロークが長いのです。
私の住んでいた田舎町の道路でも不快な振動がなく、また、しっかりグリップしてくれて、
「こんな味付けがあるんだな?」
とド素人ながらに感心しました。
また、高速道路でも超高速域の長時間スドライブでも全くストレスなく走れる、秀逸なサスペンションでした。
故障はというと、助手席のなんだかの配管が抜けて、助手席の足元が水浸しになっただけだったそうです。
この156も、郷愁に駆られて、中古車を購入しそうになった車の一台です。
私が億万長者になったら、近所の買い物用に2台買います。