トミーカイラZZです。
のちに全く同じ形で電気自動車で復活しましたが、初代のガソリンエンジンの車両の話をいたします。
日産のエンジンをキャブレターに換装して、700㎏ちょっとの車重で仕上げた車です。
レーシングカーデザイナーの由良拓也さんのデザインが、当時なんとなく好きになれず、あまり食指が動かなかった車です。
そもそも食指が動いたって購入できるはずもありませんが。
この車自体に憧れを抱いたり、実際所有した思い出や、試乗した思い出をお持ちの方は非常に少ないと思いますが、
「ああ、あったあった、そんな車」
と、なつかしく思われるのではありませんか?
今振り返ってみると、こういう車を市販化してしまうなんて、すごいことだと感心してしまいます。
そしていろいろな車に乗って、この年になって初めて
「車にとって軽さは正義」
と思えるようになりました。
億万長者になったら、 Z Z専用のガレージを一つ作って、隣には古い古いオートビアンキの薄緑の自転車を置いて、春と秋だけ、天気の良い日に乗りたいと思います。